どのような機械でも、使用中に部品が損傷することは避けられません。カートンシーラーカートンシーラーも例外ではありません。しかし、いわゆる「脆弱部」とは、壊れやすいという意味ではなく、長期間の使用による摩耗によって本来の機能を失ってしまうことであり、こうした機能の喪失は作業効率の向上に繋がりません。そこで、カートンシーラーの脆弱部についてご紹介します。
カートンシーラーの脆弱な部分:
1. カッターカッターはシーリング工程において重要な役割を果たしていることは間違いありません。そのため、長期間使用するとカッターの切れ味が鈍くなり、テープを切る際に作業効率が悪くなるため、交換が必要になります。
2. ナイフホルダーテンションスプリングその機能は、カッターの前後揺動を補助することです。カッターが一度作動すると、テンションスプリングもそれに応じて動きます。しかし、テンションスプリングの使用期間が長くなるほど、張力も長くなります。ナイフホルダーテンションスプリングの張力が失われると、カッターの制御力に影響が出ます。そのため、この部品はカートンシーラーの脆弱な部品の一つに挙げられています。
3. コンベアベルトコンベアベルトは主にカートンを挟んで前方に搬送するために使用されます。時間の経過とともにベルトのパターンが摩耗し、ベルトの摩擦力が弱まり、運転中に滑りが発生します。この場合はベルトを交換する必要があります。
実際、カートンシーラー、カートンオープナー、その他の包装機器であっても、ユーザーが操作手順に従って正常に操作し、注意深くメンテナンスを行う限り、機器の使用は非常に簡単になり、故障率も低くなります。
上記の付属品は、自動カートンシーラーの脆弱な部品です。企業はこれらの付属品を常に使用し、部品が機能しなくなった際に速やかに交換できるようにする必要があります。念のため、付属品は純正ブランドの機械から購入することをお勧めします。購入した機械のブランドがよくわからない場合は、機械本体をご確認ください。通常、機械側面に対応する銘板が点検用に貼付されています。皆様のお役に立てれば幸いです。
投稿日時: 2024年7月23日